光合成水素生産研究所
化石燃料代替エネルギー大規模生産
化石燃料代替可能性の試算

将来、太陽光のエネルギーから変換効率1.2%で水素が生産され、 エネルギー回収率0.5(洋上で光合成により生産された水素を精製・圧縮して、 最終利用地の港に運んだ時のエネルギーの歩留まりが50%)と仮定すると、 人類が消費する化石燃料の約35%以上を代替できると試算されます。

計算
A/B=0.386 (38.6%)
太陽光強度:1,500 kWh/m2/年
生産される水素エネルギー(効率1.2%)
18 kWh/m2/年
最終利用地で得られる水素エネルギー
9 kWh/m2/年
A
地球表面積の1%(約5.1 × 106km2=5.1 × 1012m2
を利用して得られる水素エネルギー:
(9 × 103 × 3.6 × 103) × (5.1 × 1012)J/年
=165 × 1018J/年
B
人類が消費する化石燃料(2006年)427×1018J/年
水素の生産効率を高める、エネルギー回収率を高める、海面領域を広げることにより、更に多くのエネルギー生産も可能でしょう。